
ダイヤモンドのカットは不思議である。
個人的にだが不可解な点も多い。
ダイヤモンドは一番硬いはずなのにどうやってカットするの?
ダイヤはダイヤでカットするのである。
そんなことは調べればすぐに分かるのであるが、、、
ダイヤのカットについて勉強すると、よく分からない点がある。
(ここからは専門的な分野になるので、興味のない人はスルーして下さい。)
ダイヤには結晶がある。結晶構造により劈開面ができ、結晶は8面体、6面体、12面体とあるようだが、よくあるカットの説明などには
カット、研磨の際は劈開面に平行にカット、研磨する
と書いてあったりする。
では、ラウンドブリリアントカット(上図)のダイヤを考えたときに、あのカット面(ファセット)はすべて、劈開面に平行なのか?
、、、どうも違いそうである。
また、トルコウスキープロポーション(私はこれを全反射を起こすためのラウンドブリリアントカットのプロポーションと理解しているが、、、)で全反射になると言えど、それぞれのファセットとファセットの境界から光は漏れないのだろうか?
はたまた、石留めの際の下穴は
光を多く取り込むため、、、
などと言われるが、全反射するダイヤに関して言えば、それは、全然お門違いの説明なのだろうか、、、。
全反射するカットは、クラウン部から入った光は全てクラウンから出る。
と言うが、では、パビリオン部から入った光どこへ行くのだろう?すべてパビリオン部から出るのだろうか?
また、普段は石座で隠れているガードルから入った光はどこへ?
はたまた、
パビリオン角はカットの技術の程度により深くなったり、浅くなったり、、、
と書いてあったりする。
だとすれば、そんな微妙な角度の差があるということは、やはり明らかに劈開面からズレる。あるいは劈開面に平行でない面をカットできる。ということではないだろうか。
そう考えたときに、ぢゃぁ壁開面に関係のないカットを考えたとして
ラウンドブリリアントカットのテーブル面とガードル以外のファセットをそれぞれ一周360度つないで下図のように第1ラウンドファセット第2ラウンドファセット、、、、と、このようなカットはできないのだろうか。

こうしても全反射は守れるハズだし、むしろ、ファセットとファセットの間の抜け道はなくなるのではないだろうか?(厳密に言えば第1ラウンドファセットと第2ラウンドファセットの間の円になった境界の抜け道は残るが、、、)
このようなカットは無理なのであろうか?
いろんな疑問が出てくるのだが、これらを説明するような本などは見たことがない。
実際にカットに携わっている人は分かっているのだろうし、その人たちにすれば簡単なことなのだろうが、、、
凄く気になる。
誰か教えてはくれないだろうか、、、
もしや、ジュエリーコーディネーター2級のテキストには載っているのだろうか、、、